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  • 執筆者の写真東中野心理相談室

【開室5周年のご挨拶】

 2024年4月15日、お陰様で東中野心理相談室は、開室5周年を迎えることが出来ました。これも一重にこれまでご利用いただいた皆様、お世話になった関係機関の皆様、応援してくださった皆様のお蔭と、心より感謝申し上げます。ありがとうございます。

 

 この5年間、実に様々なことがありました。相談室を開室した2019年4月当初はご予約がほとんどございませんでしたので、随分心細い思いを持っておりました。しかし開室した年の終わりころには相談室の存在が大分知られるようになり、また、関係機関からのご紹介も少しずつ増え、大分多くの方にご利用いただけるようになりました。

 しかし相談室が少しずつ軌道に乗り始めた翌年の2月頃より、新型コロナウイルス感染症の流行という世界的パンデミックが起こりました。その後、緊急事態宣言が何度も出されましたが、「心理相談室は医療機関に準ずる機関」という考えの元、感染症対策を駆使しながら何とか開室を続けてまいりました。その結果、度重なる新型コロナウイルス感染症の波の影響を受けながらも徐々に新しい方のご予約が増え、現在は多くの方にご利用いただけるようになりました。

 2024年現在は感染症分類が2類から5類に移行し、約1年が経ちました。しかし現在は新型コロナウイルス感染症以外にも様々な感染症が流行しているため、引き続き各種感染症対策を行いながら、相談室運営を行っております。ご利用いただく皆様にも引き続き各種感染症対策へのご協力をお願いすることになりますが、何卒ご理解頂ければ幸いです。よろしくお願い申し上げます。

 

 次に、これまで当相談室をご利用いただいた方について、少しご紹介いたします。年代は10代~70代と幅広く、最近は特に20代~40代の方のご利用が多くなっております。ご相談内容は、「ご家庭やご家族について」「仕事や人生について」「子育てについて」が多くなっております。また連携先の牧野クリニック様を始め、幾つかの医療機関様のご紹介で、「心身の不調について」のご相談も多くなっております。ご利用が多い地域としましては、やはり中野区の方が多いですが、近隣区や東京都以外の方からのご利用もあります。数多ある心理相談室の中から当相談室をお選びいただき、ご利用いただいておりますこと、心より感謝申し上げます。

 

 以上のようにこの5年間、様々な方のご相談をお受けしてまいりました。この経験を通して最近、心理支援にとって一番大切だと思うのはやはり、「相談者お一人お一人のお話を丁寧にお聴きすることを通して、その方にとって必要な言葉やまだ言葉にならない言葉を共に検討しながら見出していくこと、言葉にしていくことこそが、その方の悩みや苦しみを解決する一助になる」ということです。これからも、これまで積み重ねてきた数々の研鑽をベースに、ご利用いただく皆様にとってより良い解決への道を模索してまいりたいと思います。

 

 最後になりますが現在、東中野心理相談室は多くの方にご予約いただいている状況ゆえ、皆様のご希望の日時でのご予約が難しくなっております。開室5年が過ぎ、このように多くの方々にご利用して頂いていることに、大変感謝しております。これからも研鑽を重ねながらより良い心理支援を行ってまいりたいと思いますので、皆様、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

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