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  • 執筆者の写真: 東中野心理相談室
    東中野心理相談室
  • 2023年4月15日
  • 読了時間: 3分

 2023年4月15日、東中野心理相談室は開室4周年を迎えることが出来ました。そして本日より、開室5年目がスタートいたします。これも一重にこれまでご利用いただいた皆様、お世話になった関係機関の皆様、応援してくださった皆様のお蔭と、心より感謝申し上げます。ありがとうございます。


 相談室を開室して4年、そのうちの3年間は、新型コロナウイルス感染症の流行という世界的パンデミックの渦の中での開室でした。初めての緊急事態宣言の際には、世のほとんどの事業・店舗が休業を余儀なくされておりました。しかしそのような中、相談室は<医療機関に準ずる機関>ということで、感染症対策を駆使しながら、細々とですが数時間のみ、開室しておりました。それは最低限のご利用に限らせていただいておりましたので、それまでご利用いただいていた多くの方々には、多大なるご迷惑ご不便をおかけすることになってしまいました。申し訳ございませんでした。しかしこの体験は正に、「相談事業は、命・生活を守る仕事である」ことを実感する体験となりました。

 それからコロナ禍をきっかけに、電話相談やオンライン相談という新しい試みも、導入することになりました。どちらも対面でお会いした上でのご利用となっておりますが、現在電話相談は、ご予約日当日に来られなかった場合の補助的方法として、オンラインは、地方や海外に移転した方のための相談方法として、活用させていただいております。

 このようにコロナ禍で様々な対策を検討する中、相談支援に関するこれまでの在り方を、再検討するきっかけにもなりました。

 現在、新型コロナウイルス感染症に関する政府の方針として、5月8日に感染症法内の分類が2類から5類に移行するという見解が出されました。しかし新型コロナウイルス感染症自体が無くなるわけではありませんので、引き続き各種感染症対策を行い安全衛生面に気を付けながら、相談室運営を行って参りたいと思います。ご利用いただく皆様にも引き続き感染症対策へのご協力をお願いすることになりますが、何卒ご理解頂ければ幸いです。よろしくお願い申し上げます。


それから4年間を通してもう一つ特筆すべき内容としましては、様々な関係機関の皆様との関係性を作ることが出来たことが、挙げられます。特に近隣の医療機関であられます牧野クリニック様にはいつも大変お世話になっており、良い連携をさせていただいております。また、その他の関係機関の皆様からも、当相談室をご紹介いただく機会が増えて参りました。当相談室を信頼してご紹介してくださる関係機関の皆様には、改めて御礼申し上げます。ありがとうございます。これからも良い連携を取りながら、より良い支援を提供して参りたいと思います。

 

 東中野心理相談室は現在、多くの方にご予約いただいておる状況ゆえ、皆様のご希望の日時でのご予約が、大変難しくなっております。開室当初はこのように、皆様にご利用していただけるとは思っておりませんでした。しかし5年目に入るにあたり、多くの方々にご利用して頂いていることに、大変感謝を感じております。引き続きより良い支援を提供できるよう日々様々な努力を重ねて参りたいと思いますので、皆様、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

 この度、新型コロナウイルス感染症対策に関する政府の方針としまして「2023年3月13日(月)以降、個人の主体的な選択を尊重し、マスクの着用は個人の判断に委ねる」ということが決定いたしました。 厚生労働省のHPによりますと、この点に関しまして、以下のような見解が掲載されております。 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kansentaisaku_00001.html より抜粋

★高齢者など重症化リスクの高い方への感染を防ぐため、下記の場面では、マスクの着用を  推奨します

 ・医療機関を受診する時 ・高齢者など重症化リスクの高い方が多く入院・生活する医療 機関や高齢者施設などへ訪問する時

 ・通勤ラッシュ時など、混雑した電車やバスに乗車する時 (当面の取扱)

また、同じページには「周囲の方に感染を広めないため、マスクを着用しましょう」「ご自身を感染から守るため、マスク着用が効果的です」とも書かれております。


 当相談室は、ご高齢の方や重症化リスクの高い方にもご利用いただく施設となっております。また、カウンセラーが感染いたしますと相談室を一定期間お休みにせざるを得ず、ご利用いただく全ての皆様にご迷惑をおかけすることになってしまいます。そして東京都の感染者数はピーク時より減少したとはいえ、その減少率は鈍化しているのが現状です。

 そこで当相談室では2023年3月13日以降、マスク着用を始めとする新型コロナウイルス感染症対策を、次のような形で行いたいと思います。内容は従来の対策通りのものもございますが、対応を変更しているものもございますので、お読みいただきご理解いただければ幸いです。

1.マスク着用について  

 東中野心理相談室のご利用に際しましては、引き続きマスク着用でお願いいたします。マスクをお持ちでない方にはマスクをお渡しいたしますので、着用をお願いいたします。

2.入室について  

 玄関のベルを鳴らしてください。カウンセラーが「どうぞ」と中からお声掛けしますので、ドアを開けて中にお入りください。

3.手指消毒について  

 ご利用になりたい方は、どうぞ手洗い場やアルコール消毒液をご使用ください。

4.健康チェック表について  

 2023年3月13日(月)より、相談室による健康チェックは行いません。健康状態に関しましては、皆様の自己チェックにてご来室ください。

5.コロナ関連症状(風邪症状)による当日キャンセルについて  

 コロナ関連症状(ご家族様を含む)による当日キャンセルは、当面の間、当日キャンセル料はいただきません。

6.電話相談・オンライン相談について

 コロナ関連症状による当日キャンセルの際の電話相談への切り替えは、引き続きご利用が可能です。コロナ禍の影響によるオンライン相談は、終了いたします。

7.お部屋の喚起について  

 相談中は換気扇を回し、相談終了後は10分間のドアと窓の開閉による換気を行います。

8.お部屋の消毒について  

 ドアノブ、インターホンの押しボタン、水道の蛇口などのアルコール消毒は、相談毎に行います。

9.テーブル上の透明ボード使用について  

 今しばらくは現状のままの仕様で、継続したいと思います。


 以上、引き続き新型コロナウイルス感染症予防策を取りながら、当相談室をご利用いただく皆様全てに、より安全で安心な形で相談室運営を行って参りたいと思いますので、上記ご理解の程、何卒よろしくお願い申しあげます。

  • 執筆者の写真: 東中野心理相談室
    東中野心理相談室
  • 2022年4月15日
  • 読了時間: 2分

2022年4月15日、東中野心理相談室はお陰様で、開室3周年を迎えることが出来ました。これも一重にこれまでご利用いただいた皆様、お世話になった関係機関の皆様、応援してくださった皆様のお蔭と、心より御礼申し上げます。ありがとうございます。


相談室を開室して3年間、「来室されるお一人お一人を大切にしながら、丁寧にお支えする相談支援の場」「来室される方が、ご自身の事や思いを自由に語れる場」を目指して、相談室を開室・運営してまいりました。「東中野心理相談室を開室するまでの詳しい経緯 https://www.higashinakano-shinrisoudan.com/blank-9 」でもお伝えしましたが、この3年間、悩みや不安や困りごとを抱えるご本人のカウンセリングや心理療法はもとより、ご家族の方のご苦労や苦悩についてのカウンセリングもご提供してまいりました。


これらご相談事は、実に様々な背景から成り立っております。そしてそれはお一人お一人で全く違う背景を以て、生じております。そこでご相談事がどのようなことから生じているのかをひも解き理解するために、お一人お一人に応じて様々な手法を用いながら、丁寧にアプローチしてまいりました。ご相談事の解決はなかなか一筋縄ではいきませんが、お一人で抱えるのでなく、カウンセリングや心理療法という形を通して相談員と一緒に丁寧に向かい合っていくことで、これまでとは違う新しい道に向かうことが出来たのではないかと思っております。


それから3年間を通して様々な関係機関の皆様との関係性も、作ることが出来てまいりました。必要に応じて当相談室より適切な関係機関をご紹介することもございましたが、最近では関係機関の皆様からも、当相談室をご紹介いただく事が増えてまいりました。当相談室を信頼してご紹介してくださる関係機関の皆様には、改めて感謝申し上げます。ありがとうございます。これからも良い連携を取りながら、より良い支援を提供してまいりたいと思います。


東中野心理相談室はこれから、開室4年目に入ります。引き続き、来室される方にとってより良い相談支援を提供出来る場となる様、日々様々な努力を重ねてまいりたいと思いますので、皆様、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

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